南の海では、強い陽射しで、海水が暖められます。


暖められた海水は、蒸発(液体が気体になること)して水蒸気になります。水蒸気を含んだ空気は上空へ運ばれ、急速に冷やされ、やがて「雲」になります。

水蒸気が雲になることを「凝結(ぎょうけつ)」といいます。
水蒸気が凝結し、雲に変わるときに熱を放出します。
この熱が周りの空気を暖め、雲がどんどん成長し、積み重なっていき、入道雲になるのです。

入道雲の中心では、気圧(大気にかかる圧力)が低くなります。
気圧が低くなると、周りから中心部に向かって風が吹き込んできます。この風が渦を巻き、水蒸気を含む空気がどんどん集まり、それがエネルギーとなって、さらに風が強くなります。

風速が1秒間に17.2メートルを超えると、これは「台風」ということになるのです。