ノーベル賞は、ダイナマイト(爆薬)を発明したスウェーデンのアルフレッド・ノーベルの遺言がもとになって作られた賞です。


彼が亡くなったときに残された遺言に「遺産を使って賞を作り、科学技術、文学、平和など合計5部門に貢献した人物に賞を贈るように」と記載されていたのです。
ノーべル賞は、1901年に開始され、現在は非常に権威のある最高の国際的な賞となりました。

賞の対象は物理学、化学、生理学医学、文学、平和、1969年からは経済学の計6分野です。
国際的な業績を挙げた人物に、その人が生きているうちに限って、毎年12月10日に贈られます。

賞の選考は物理学賞、化学賞、経済学賞の3部門はスウェーデン科学アカデミーが、生理学・医学賞はカロリンスカ研究所が、平和賞はノルウェー国会が、文学賞はスウェーデン・アカデミーがそれぞれ行います。
受賞者へはメダルと賞金が与えられます。

自然科学の分野(物理学賞、化学賞、生理学・医学賞)の日本人の受賞は現在までに9人います。


過去の日本人受賞者

湯川秀樹 1949年 中間子の存在の予想
朝永振一郎 1965年 量子電気力学分野での基礎的研究
江崎玲於奈 1973年 半導体におけるトンネル効果の実験的発見
福井謙一 1981年 化学反応過程の理論的研究
利根川進 1987年 多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明
白川英樹 2000年 導電性高分子の発見と発展
野依良治 2001年 キラル触媒による不斉反応の研究
小柴昌俊 2002年 天体物理学とくに宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献
田中耕一 2002年 生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発