★科学者になるまでは・・・
ニュートンは1642年に、イギリスのウールスソープで生まれました。
子供の頃の彼は、さえない生徒だったといいます。
いつも同じクラスの頭のいい子供たちに打ち負かされていましたが、彼は一生懸命勉強に身を入れてついにクラスで1番になりました。
彼の叔父さんは「農夫にさせるよりもむしろケンブリッジ大に入れたほうがよい」とお母さんに勧め、実際にニュートンはケンブリッジ大に入りました。

★主な研究・業績

「万有引力の法則の発見」
伝説によるとニュートンは、りんごが落ちるのを見て万有引力(単に重力ともいいます)を発見したといわれています。
1666年、13歳の彼はリンゴが木から落ちるのを見ていました。
彼は考えました。
ニュートンは、りんごが落ちるのを見て、「なぜ物は落ちるのだろうか?」と、思いました。
そして、「なぜ月はりんごと同じよに引力に引かれて地上へ落ちてこないのだろうか。」とも考えました。
「たぶん、月も地球に引っ張られているのだろう。」
ニュートンは、月が地球を回る遠心力と引力がつりあっているから月が落ちてこないことに気づき、「あらゆる物には、互いに引き合う力がある」ことを発見しました。
ニュートンはこの他にも、運動の3法則の確立、反射望遠鏡の発明、ニュートンリングの発見などなど、他の科学者が一生かけても1つも残せないような業績を数多く残しています。

その後、ニュートンは国会議員や王立協会の総裁などの高い地位につきました。
ケンブリッジ大学教授を辞任するまでの、40歳代後半〜50歳代前半にかけては、物理学や数学とは無関係の、聖書研究、年代記研究、錬金術などに手を広げました。



★エピソード
ニュートンは史上最高レベルの集中力の持ち主でした。
彼の並外れた集中力を示すこんなエピソードがあります。
ケンブリッジ大学教授時代のある日、彼はあるテーマについて考えをめぐらしていました。
昼食どきとなり、彼はパンと一緒に食べるゆで卵を作ろうとして、実験室のコンロに鍋を置き、水を入れて煮立てはじめました。
そのとき、テーマに関して、突然アイデアがひらめきました。
考えに熱中しながらポケットに手を入れると、タマゴに似たものが偶然手に触れ、ゆで卵つくりの真っ最中であったことを思い出し、そのままポケットの中の物を見もせずに、生卵のつもりで湯の中に放り込んだのです。
そのとき用事があってメイドさんが入ってきました。
彼女は鍋の中身を見て大変驚きました。
鍋の中で煮えていたのは、彼が愛用していた懐中時計だったのです。

1705年、彼はアン女王からナイトの称号を授けられました。
ニュートンの棺はロンドンのウェストミンスター寺院の中央に横たわり、その上に墓碑が置かれています。
寺院には他にも偉大な科学者の墓碑がたくさんありますが、ニュートン以外は簡単な記念碑か文字のみのプレートにすぎません。
ニュートンだけが国王並みの待遇で今も葬られています。